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新着情報

2021.06.06

真田信之公の五輪塔

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「奉為信州埴科郡松城之城主
従五位下前真田伊豆守
滋野朝臣信幸公道諱
大鋒院殿徹巖一當
大居士一周忌追善
大施主真田右衛門殿為祖父
造建之
 萬治二歳次亥十月十七日」


信之公は万治元年(1658)93歳で没します。当時としては大変な長寿でした。


関ヶ原の戦いで親子が東西に袂を別った後、
徳川家を憚り、父・昌幸公の「幸」を捨て、「信之」に改名しました。
しかし、没後一周忌に高野山蓮華定院に建立された立派な五輪塔の墓碑銘は「信幸」となっています。
真田の血を後世に伝えるために徳川の世を生き続けることをまっとうした真田信之公の遺志が永遠に刻まれました。

2021.06.02

オオヤマレンゲ

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梅雨の合間、晴れた日が続きます
雨水をたっぷりと吸収した樹々は陽を浴びてさらに色濃く生い茂り、木陰を増しました
鳥が飛び交い、囀りがあたりにこだまします
いつにもまして自然をいっそう感じる6月を迎えました


小川が池に注ぐきわにオオヤマレンゲの小木があります
ようやく蕾が開き、可憐な白い花を咲かせました
「森の貴婦人」といわれる高山植物です



2021.05.29

組子衝立

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孔雀の間の入り口に「組子(くみこ)」の衝立が入りました


美しい麻の葉模様の透しの衝立が室内に穏やかな調和をもたらしました


「組子」は細い杉や檜の木片を釘を使わずにカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら緻密な幾何学的文様に組み合わせていく伝統的な木工技術です
飛鳥時代の法隆寺の建築にすでに組子の技法が見られるそうです
その技術は欄間や障子などに用いられ引き継がれてきましたが、
現代では和室の減少により需要が少なくなっています
古来より継承されてきた素晴らしい伝統工芸を未来に伝え続けられることを切に祈ります


未来へもっと未来へ

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