新着情報
2021.05.01
旧正御影供(きゅうしょうみえく)御逮夜(おたいや)
本年5月2日は旧暦3月21日です。
お大師様は承和2(835)年3月21日にこの宇宙の命あるものすべてが救われるまで祈り続けることを発願され、御入定(にゅうじょう)されました。
毎年、この旧暦の御入定の日には旧正御影供法会といわれる法要が営まれます。
前夜にはその御逮夜法会が御影堂にて執り行われるほか、萬燈萬華会やご詠歌舞踊の奉納など様々な催事があり、多くのご信者様がたが法会後の御影堂のご開帳に肌寒さを感じる宵遅くまでお詣りされます。
本年も昨年同様、新型コロナウイルス感染症の影響ですべての催事が中止となりました。
今日は一日激しい風雨、雷鳴に襲われましたが、今は穏やかな夜を迎えています。
午後7時より御影堂に於いて御逮夜法会が粛々と営まれています。
明日は旧正御影供法会が午前9時より奥之院燈籠堂にて、午後1時より御影堂にて執り行われます。
2021.04.29
石楠花
新緑がいよいよ鮮やかです。
今年は石楠花(シャクナゲ)の開花が早く、高野山を彩っています。
今日は久しぶりの雨にしっとりした庭の風情が楽しめます。
石楠花のそばに樹齢450年を超える楓の古木があります。
真田幸村公も眺めたであろうこの楓の老木を維持していきたいと手入れを続けております。
2021.04.26
出猩々
4月25日 4都府県に緊急事態宣言が発令されました
高野山は新緑深まり、花々が咲き誇る美しい季節を迎えています
当院の庭も枝垂れ桜、八重桜、古木の白い李花とともに出猩々の真っ赤な新芽が庭を彩っています
出猩々(デショウジョウ)は やがて夏には緑色に、秋には橙色や紅色に染まり目を楽しませてくれるイロハモミジの一種です
閑居の中に 静かに庭を眺める時間が流れていきます